伝え方を学ぶ。 ― 2017/12/01 09:13

昨夜は地元を紹介する番組があったようで、
twitterでもfacebookでもその話題でもちきりだ。
テレビもまだまだ影響力あるんだなあ。
当事者感覚だと共感も逆も高まるなあ。
アナウンサーが紹介するとは全然違う反応。
伝え方で浸透力が変わるなあ。
以上、反応見て思った。
テレビを見ないからくわしく知らないけれど、ずいぶん前からネット上で「○月○日は岡山だよ」と流れていた。皆一様に番組名だけで話しているところを見ると、どうやら人気番組らしい。実際、まるで県が制作協力したんじゃない?ってくらいお祭り騒ぎ。
放送中や放送後のネットの盛り上がりを見ると、すごい視聴率な気がする。とくに地元は紅白並みじゃないかってくらい番組の話題だらけ。おかげですっかり番組を見た気分。これまた紅白と同じ。
テレビで取り上げるというのは、興味を持つ誰かが対象を取材して他の人に伝えるという構造。自分が所属している組織や集団がテレビに取り上げられると嬉しいのは、自分の趣味嗜好が認められたような気持ちになるからみたい。
この構造は何かに似てる...すぐ思い当たったのが、家族や知人が出演している舞台や映画を観る感覚。地元意識は身内意識であり、連帯感や結束力という効果が生まれる。
取り上げる手法も興味深い。淡々とアナウンサーが紹介していくのでなく、芸人さんたちがわあわあ言う番組のようだ。その話題がご当地というシステム...これは都道府県各地に売り込めるんじゃない?制作協力費を集金できそうなしくみに思える。
ふだん静かな人たちまでネットで熱心に発信を続ける状況を見て、同じ内容を伝えるのでも、相手の興味と好奇心を引き出して届けて浸透させるこの番組構造を興味深く感じた。
自分は見なくて後悔してるかと聞かれるとそうでもない。ただこの番組の話題を振られることもあるだろうから、知識として見ておいたほうが良かったかなと思う程度で、相変わらずテレビは苦手。
良質な番組があることは承知しているが、ばらばらなカラー調整で見続けるなんて、色感覚が変になりそうで僕は耐えられない。そういえば僕同様、テレビを見ないと言ってた照明家さんもいたっけ。理由が同じか知らないけど。
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月の最後の金曜日がプレミアムフライデーと誰が決めたんでしょう。皆がそうすれば経済効果が上がるのかしら。でもお店も交通機関も混んじゃうし...。そんなわけで当方は月の最初の金曜日をプレミアムと定めて、ひとあし早く缶ビールを手にしています。
今週もおつかれさまでした。プシュ♪