よしな仕事よしなしごと。2017/11/28 04:08




鳥取砂丘のポケモンイベントって、さぞ地元の人に迷惑だろうなーと思ったら、鳥取県の主催なのね。3日間で経済効果は8ケタ。すごいなあ。



すごいのは発注決めた鳥取県もだけど、このパッケージの売り方。記事によると想定以上の混雑のため出現範囲を広くしたらしい。



そこで何が出てくるかと言えばレアキャラ。手に入れたら嬉しいだろうな。手に入れると書いたけど、普通は「つかまえた」と言う。ここが大切。自分の手で捕まえた感。



その場所に行けば無料でつかまえられる。お金を払えば道具も買える。この人たちが移動すればその場所が潤う。無価値から価値を作り出す。



そう。今は「価値のあるものを作る」と「価値を作る」が混在してる。古くからあっても価値が認められないと見向きもされなくなり値段は下がる。




有名な焼物。○○焼の名前で売れた時代、作れば売れた。今どうだろう。渋さが魅力の焼物も古くさい、パッとしない、そう思う人が増えたら売れなくなる。



焼物の美の魅力を伝えてこなかった。のれんだけで商売していた、気付いた時はもうブランド力は落ちている。中にいる人は気付くのが遅れてしまう。



その作品から「○○焼」のシールを剥がしても、その値段の価値はあるかな?



逆に富士山の頂上で飲むジュースやカップラーメンは定価の何倍でも売れるし、銘柄がなんでもかまわない。



今まで価値があると思っていたものも、要らなくなると断捨離してしまう。「価値のあるものを作る」と「価値を作る」は刻々と変化し続けている。




追う側ではなく先を走る。背中を追うのは気楽だけど、前を走る背中に追いつくのは簡単じゃない。かといって人が少ない未知の道はブルーオーシャンな反面、不安になってしまいがち。



先を走りすぎてもいけない。なかなか難しいね。そこが面白いんだよね。



人がやるのと同じことは安心できる。人がしないことは不安になる。芯に自分の目的を持っていれば、そこはぶれない。目的がかすむと後追いになる。なお目的は途中で変わっても良し。




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作るのも、作られたものを告知宣伝するのも好きな自分。今の環境が恵まれているなあと思います。ひきかえに置いてきてしまったものもたくさん。その大切さに後から気付くことも。

誤りや間違いは恥ずかしいから早く忘れたい。だけどふり返りをして次に生かす。認めた上で一生背負う。

それらは全部自分の失敗かもしれない。けれど「負け」じゃない。全部生きてつながってる。


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