失敗を見守る。 ― 2017/11/01 07:38
「それやると危ないよ」
言ったところで経験が無いと、
何がどう危ないのかわからない。
やってみなくちゃわかんないでしょ!
その通り。
痛みやショックを身体で感じて
初めて危険に気付く。
願わくば致命傷にならない程度の
火傷や感電であってほしい。
祈って見守りじっと待つ。
立場変わって、いつか通った同じ道。
「そら見たことか!」
「だからあんなに言ったのに!」
「オマエが言うこと聞かんせいじゃ!」
怒って繰り出される言葉たち。
今ならそれが心配して出た言葉とわかる。
けれど落ちこんだ身には、ずいぶん響いた。
だから僕は、最初にこう言おう。
「だいじょうぶ?痛かったでしょう?」