Perfumeと秋田地酒。2016/01/01 22:55

Perfume紅白の映像見て関連ブログも読みました。「幾つもの技術が使われていて何が起きているかわからないでしょう」その言葉通り、全くわかりませんでした。
 
どんな技術がどう使われてるなんて、ふだんあまり気にしません。見た瞬間「わ!なにこれ!?」...それがいい。技術は見えなくていい。どこにどんな技術をどれだけ使う使わない...その加減って難しい。すごくイイカンジでした。
 
「いままで見たことない、すごい、目を引く...」それは、つかみとしてはOK。それから数分間、あるいはずっと気になる...そんな関係になるには、表現はどうすれば良いでしょう。引き込まれた自分を見てそんなことを思いました。
 
「イイモノ作ってりゃ誰かがきっと気付いてくれる...」あるいは「ガンガン宣伝して攻めていくっきゃない!」どちらも正しいかもしれません。ちょっと極端ですが。
 
自分が今やってることは「告知」する。そこに「過剰な宣伝」は要りません。地味に活動続けながら、活動の成果は伝わるようにチャネルを開いておく。
今回のPerfumeのキーワードはSXSW。ほんの少しだけ技術の使い方が見えました。
 
 
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昨年訪れた能代で、すごい酒屋さんと出会ったんです。秋田地酒の店。日本酒なんてたくさんあります。管理が同じならどこで買っても同じ。そんな中、説明しながらどんどん試飲させるんです。複数の蔵に及んで味の振れ幅も辛口甘口超辛口、味わい豊か、変化する味、キレの良い味...10種類くらい飲んでも「買え」とは一言も言わずに、どんどん紹介し続けるんです。
 
「ははあ、これは好意の返報性を期待する販売テクニックかな」なんて思いましたが、そうではなく。...この人、とても楽しそうなんです。口直しに酒粕冷やしてアイス乗せた食べ方まで披露しつつ、味覚が戻ったところで第2部開始!...まるで舞台進行みたい。それぞれのプログラムを熟知してないとできない技です。
秋田地酒を売る店のキーワードは制作プロデューサー。
 
 
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2月下旬のZINE展示販売。一度も作ったことがない自分は、とりあえずその前に試験的に作るしかありません。試作を1/5に入稿する予定に決めました。しかし問題は、膨大な写真群から何を基準に選び、並べて行くか全くノープラン。ブランク大きい!